2.1 物体の運動の様子は、位置 OR 速度 OR 加速度で表現する
位置、速度、加速度は、普段の生活でも使っている言葉だと思いまが、物理では、これらの言葉の意味だけでなく、どのように数字で表すのかということも、正確に知っておかなければなりません。のちに出てくる定義や定義式を、まずはしっかりと覚えましょう。
また、物理では、位置、速度、加速度の間の関係も意識する必要があります。これらの言葉は、一つの物体が動く様子を表す、3つの異なる方法なのです。一つの運動を、3つの表現で表しているだけなので、例えば時間ごとの位置が分かれば時間ごとの速度が分かり、時間ごとの速さが分かれば、時間ごとの加速度もわかるというように、互いに関係しているのです。この関係が分かっていると、この単元の最後に、様々な事柄が結びついて見えてくると思います。
まずは、物理における、物体の動きの表し方について学びましょう。
等加速度直線運動 目次
1.物体の運動の様子は、位置 or 速度 or 加速度で表現する(⇐今ここ!)
2.物体の運動をどう定義し、測り、式に表し、どう図示するのか?
4.2.2次元のとき(問題演習)