電磁気学

1．電荷と電場１ 電荷とは？
2．電荷と電場２ 場とは？
3．電流
4．磁場
5．電流と磁場－① 電流の作る磁場
6．電流と磁場－② 電流が磁場から受ける力
7．ローレンツ力
8．磁場の変化が作る電流 電磁誘導
9．自己誘導と相互誘導
10．交流
11．交流回路① 交流内のコイル、コンデンサー
12．交流回路② RLC回路
13．交流回路③ 電気振動
14．電磁波

　電磁気学という新しい範囲に入る。しかし、この範囲でも力やエネルギーがとても重要であるということは変わらない。むしろ、この範囲は静電気力や磁力といった目には見えない力をいかに説明するのかということが一番大きなテーマであるといえるかもしれない。目には見えない不思議な力であるがゆえに、様々な工夫をして力を表現する。様々な工夫があるからこそ、様々な表現方法とその利点を学ぶ必要がある。今後出てくる、“電気力線”や “等電位線”等は、目に見えない力を表現するための方法の1つであるととらえることもできる。そして、重力や万有引力という力に対して重力による位置エネルギーや万有引力による位置エネルギーがあったように静電気力や磁力に対しても位置エネルギーを考える。そしてさらに、これらの原理だけではなく、これら電気的な力によって生じるマクロな現象についても学ぶ。