3.3 運動方程式の問題を解いてみる
前節までに、物体の運動と力について学んだ。一般に、手で台車を押すなど、物体は力を受けると動き出す。このとき、力の大きさと物体の運動の関係を学ぶ。
ここでは、「力が一定である」という条件からある物体にはたらく合力とその物体の加速度の関係式と求めることを考え、理解を深めよう。
※力の定義とは?1kgの物体が1m/s2の加速度で運動するときの力を1Nと定義した。
一直線上の運動
$ma=F (=F_1 + F_2 + F_3 + ・・・)$
ある物体に一定の力がはたらくとき、物体の質量$m$ 、加速度$a$、合力$F$の間には上式のような関係が成り立つ。
具体的には、前述の力の合成の方法を用いて、式にして考える。
力を正しく見つけ、力の性質を用いて力の大きさを見極め、つりあいの式に
運動方程式の問題も、力のつりあいの問題と同様の手順で考えることができます。
違いは、力のつりあいの式を考えるのか、運動方程式を考えるのかの違いのみです。
3.3.1 物体が1つの場合
3.3.2 物体が2つの場合
運動の法則 目次
3.運動方程式の問題を解いてみる(⇐今ここ!)
3.1.物体が1つの場合
3.2.物体が複数の場合
4.運動の法則は、身のまわりの現象をどの程度、説明しうるか?
4.1.重いものと軽いものの落下
4.2.真空中での羽の運動、空気中での羽の運動
4.3.空気抵抗を受ける物体の運動(雨粒)
4.4.自転車の速さについての考察